金曜ベイ紹介 第26回 アーチャーヘラクレス.H.Fr
こんにちは夏はやっぱり暑いですね。アオ黒です。
今日は久しぶりの金曜ベイ紹介です。今回は暑い最近とは真逆な青いベイですッ
今回紹介するのは「アーチャーヘラクレス.H.Fr」ですッ
こちらは2シリーズ前の超Zシリーズのもので、ランダムブースター12に封入されていました。弓矢型のメタルが目を引きます。青色がかっこいいッ
オリジナルとはパーツ構成、カラーが違いますが、対夏の暑さということで青色をチョイスしてみましたッ
さて早速パーツ毎に見ていきます。
<レイヤー>アーチャーヘラクレス
弓の形のメタルが可動する外側に配置され回転の速度に合わせて遠心力を強化します。高速回転時に刃が外側に可動するため、高速回転時にはクッション性をもち防御力も高まります。
デザインを見てみると、なかなか凝ったものになっています。下の画像で見てみると
ライオンの頭の下のベイの中心部に人の顔が見えます。
キン肉マンのマンモスマンのように毛皮をかぶった人のデザイン的になっています。その周りにメタルでできた弓矢がかたどられていてすごく世界観的にちゃんと作られています。
なぜライオンかというと、それにも理由がありました。
アーチャーヘラクレスのヘラクレスというのは、ギリシャ神話に登場する半神半人の英雄です。
そのヘラクレスの逸話の中にネメアーの獅子というものがあります。その獅子(ライオン)は刃物を通さない毛皮を持っていました。その獅子をヘラクレスは3日間かけ倒しました。その獅子の毛皮をヘラクレスは頭から被った。という話です。さらに、その倒された獅子は星座の獅子座の獅子になったと言われています。 この話を元に、獅子の毛皮はヘラクレスの象徴の一つになりました。そして弓矢もその他の逸話でも使用されているので象徴の一つになりました。
この頭からかぶっているライオン、弓矢、これらの2つの象徴がこの小さなところに詰め込まれています。考えられて作られていますねッ!
このアーチャーヘラクレスのアビリティは前述の可動する弓矢型の刃です。
この画像の左側に少し隙間が空いているのがよく見ていただければわかるかなと思います。左上がわかりやすいかな、水色が見えます。
こんなふうに遠心力で刃が開いて回転力を高めます。そして前述の通り、クッションにもなって防御にもなります。なかなか実用的ですッ
このレイヤーは自分的にかなり強かったです。形状的にも重さ的にもなかなかで、これ相手に戦うのが楽しかったです。青い色も素敵ッ
<ディスク>H ヘビー
重量が重く、全体の能力を上げてくれるディスク(おもりに相当)
重量が重いと書きましたが、現行のシリーズのものと比べるともう全然軽いほうですね。
元はデュアルレイヤー時代のもので、このときのものはデザイン性がなかなか高いと思います。これも4つの四角がついていて、Hの文字が開いたようなデザインになっていてさらに左右対称になっているので凝っていて安定性のあるデザインですね。
<ドライバー>Fr フリクション
軸先が摩擦抵抗の低いPOM製で、滑らかに回転する事で持久力を稼ぎその上に付けられた画像では赤い部分のラバー部で弾かれた時にスタジアムの溝に食いつき、オーバーフィニッシュを防ぐというディフェンス系ドライバーです。
POMは主に耐摩耗性、強度、電気抵抗で通常のプラスチック類より優れており、機械のギアやベアリングの代わりとして使用されてきているそうです。しかし、燃えやすいという弱点なんかもあるそうです。1950年代から存在するようです。そんなに昔にできていたとは、驚きです。
汎用性が高いパーツで、ディフェンス系に安定して仕えます。迷ったらこれで安心って感じです。
<最後に>
こんな感じで、ランダムブースター12よりアーチャーヘラクレス.H.Frでしたッアーチャーヘラクレスをこのブログ内で初めて紹介しましたが、きちんとオリジナルの神話からモチーフが使われていて、改めてデザインの「凝り」を再確認しました。やはり元のもののリスペクトが入っていることは重要ですよね。
このベイブレードの組み合わせは自分の中で非常に強かった思い出が合って、自分のカスタムでなかなか勝つことが出来なかった記憶があります。これをサンドバッグ代わりにカスタムを考えて楽しんでいたなぁと思い出しました。
今ではパワーインフレも起こりバンバン倒せるようになりましたが、このくらいのシリーズ縛りでもう一度やってみても楽しめると思いました!
前のものに振り返ってみるのも楽しい遊びかたですねッ
今回はこんな感じで、金曜ベイ紹介第26回でしたッ閲覧ありがとうございましたッ(0o0)/