デュアルショック4を軽分解して誤作動を改善させたッ
どうもアオ黒です。私はけっこうゲームが好きでよくやっています。主にはPS4のゲームをプレイしています。そんなPS4も発売から相当年月が経っています。私が現在使っているPS4ももう2年位になります。長く使っていると色々不具合が起きるものです。動作が重くなる、排熱問題で熱くなる等。そして私は長いことコントローラー誤作動問題に悩まされていました。
具体的に言うと、ドライブ現象というもので、アナログスティックが誤作動で勝手に反応してしまうというものです。私のは右アナログスティックが勝手に左に反応してしまっていました。
この現象により色々なことが起こってきました。まずモンハンやDMC5等の右にカメラが設定されているゲームでは戦っている最中にカメラが回転しいろいろな角度から戦闘を見る羽目になるある種「オートドラマチック」機能的なことに、、
FPSではエイムがずれることはもちろん、グレネードなどをあらぬ方向に投げる、、(これを投げるときに限ってよく起こるw)、走るときも勝手に左に行こうとして馬をドウドウと制御するかのようでしたw
最初はこれらもps4の癖ってことで放置していましたが、最近流石に限界でついに軽分解からのプチメンテを実行することに!
今回はこういったコントローラー系分解未経験+電気系ど素人がやったことをつらっと書いて行きたいと思います。こんな人でもできます~ってことを見ていただけたらと思います。本格的なものは他の方の参考をおすすめします
やってみる方は、これをすると保証が効かなくなりますし、怪我をする可能性もあります。自己責任でお願いします!
今回分解したデュアルショック4は
さらに必要なものとして、ドライバー(プラス)、接点復活剤です。
加えて絶対あったほうがいいものとして、割り箸のようなそこまで固くなく、傷ついても良い棒的なものです。
ステップ1:裏のネジを外す
まずは裏のネジ4つを外します、ドライバーの大きさは#0が丁度いいかと思います。
ステッカーが汚れてしまっています、、ここは今回は、、
ステップ2:表と裏を外す
ネジを外すと、コントローラーの持ち手の下の方が力を入れて引っ張ると、パカパカするようになります。
そこで力を入れて隙間を開け、そこに棒を突っ込みます。ここには振動用のモーターがあるので、それを傷つけないように差し込みます。両方差し込んで徐々に上の方も隙間を開けて大体言ったら力を強めにしたからガバっと開ける感じ。
開けてみると隙間の汚れなどが見えます、いやですね、、早く掃除したい、、
開けるときに思い切りやりすぎると、中央に見える紙のような線が切れてしまうかもしれないので、開けるときは力を入れつつ引っ張らない感じがおすすめです。
ステップ3:配線を外していく
これから各種配線を外し、ボタンを外し、スティックが露出するくらいまで分解していきます。
まずはさっきちぎらないように注意してといった配線を外します。青い部分をゆっくり引っ張って、抜きます。表裏が逆にならないように印をつけておくのがおすすめです。
次にバッテリー。ここのコネクターをひっぱって外します。
赤黒の配線でなく白い部分を引っ張って外します。
次はバッテリーを収めていた黒いパーツ。
バッテリーを外すとネジが見えるのでそこを外します。黒いパーツを外す時は下から救って外すようにすると取れやすいかもしれません。
そしたら上の部分でまたペラペラの配線がつながっているので、ここも外します。ここも赤い部分をゆっくり引っ張って外しました。
これで今回外した配線系は全部です。
ステップ4:ボタン類の取り外し&洗浄
ここまで外せば表側と裏側が別れます。そしたらアナログスティックを押し込んでゆっくり外していきます。そしてタッチパッドを取り外します。
するとシリコンパーツのついたボタン類が出てきます。optionやShareのボタンがぽろりとなるので注意が必要です。
シリコンパーツを取ると下のようになります。
これらを全部はずして、ガワとボタン、シリコンパーツ、裏側からアナログスティックとLRの2を外し洗浄しました。アナログスティックはゆっくり引っ張れば外れます。
LR2はジョイント的になっていて、針金が出ているのでそれを曲げないよう、これもゆっくり外します。
これらを中性洗剤で洗います。
そして乾かします。しっかりと乾かします。ネジ穴などにはティッシュを細くして、差し込んで奥の方の水気を取るといいかなと思います。
ステップ5:スティック部へ接点復活剤
パーツの乾燥に入ったら、メインディッシュのアナログ部へ
スティックの黒い部分を外すとこのようになります。そして接点復活剤を吹きます。
この画像の赤丸で囲まれた緑のパーツにシュッと軽く吹き付けます。基盤についてしまったらすぐ拭き取りましょう。吹き付けたらスティックを上下左右360度ぐるぐる回していきましょう。
画像は右のみですが、左にも同じように緑のパーツがあるのでそちらにもシュッとぐるぐると。
これでアナログスティック部の処置は終了です!
ステップ6:汚れの拭き取り
外側のパーツのボタンの付近やガワの縁を見てみると汚れが溜まっています。
それらを拭き取っていきます。これで気持ちよくプレイできますね。
ステップ7:組み合わせ
こんな感じで、処置と洗浄が終わったら組み上げていきます。
基本的には施工の逆をやる感じですが、自分はこんな感じでした。
1:スティックパーツの取り付け
2:各種ボタンの取り付け(○☓△□ボタンには突起がついていて、表のガワにそれにあうように溝がついているので迷いません)
3:シリコンパーツの取り付け(外したときのようにつけた時黒い面が見えるように)
4:タッチパッド取り付け
5:基盤パーツをあわせる(タッチパッドから伸びる線をつける)
6:バッテリーを外した後に取った黒いパーツをつけ、ネジ止め
7:バッテリーをつける
8:裏側から伸びる線を基盤に。初めにつけた印を参考に
9:できたらここで動作確認をするといいかもです。自分は飛ばしましたがw
10:4本のネジを止める
完成!!
組み上げてみると、少しギシギシいいますが、操作に問題はないので良しとします。
充電してみると、ちゃんとライトバーも付きました!
一安心、、
さてゲームのプレイ!
やるゲームはAPEX LEGENDS。ジャンプ時から周囲をグルグルグルグル見回していた私のレジェンドはどうなるか、、
、
、
、
回らない!!
やった~~
降下して物資を漁るときも回らない!
撃つときも走るときも回らない!プルス・ウルトラ!!
これがゲームか!!って感動しましたw
最後に
こんな感じで、ド素人がデュアルショック4を軽分解、掃除、接点復活をしてみましたという記事でした!いやー本当に治ってよかったです!これからまたガンガン気持ちよくゲームができます。これを書いているのはやってから約2週間くらいたっていますが、実際今でも快適にプレイできています!!最高!
PS4のコントローラーデュアルショック4は高価だというのは残念ながら事実、、しかし互換品を買ってみてもスティックの繊細さなど違いは歴然。安物買いの、、をするより純正を新調するのも一つだと思います。しかしどうせ買い換えるなら、ちょっと自分でやってみるのもありだと思いました。これをやってみるのも一つの楽しさでもありますし。
そこまで特殊な工具が必要というわけでもなく、難しい工程もないのでおすすめです!掃除もできますし!
でも、やられる方はあくまでも自己責任で、気をつけながらやってみてください!
それでは、快適なゲームライフをお過ごしください!
回らないゲームってサイコー!
今回も読んでくださりありがとうございましたッ!